応募カテゴリ:【第1回公募】ノートブックの表紙デザイン
ノートを思い出すと、いつも小学校や中学校の時に必死になって文字を書き連ねていたことを思い出す。今私は大学生で、昔ほどノートに触れることが少なくなった。配布資料に書き込むメモや、スマートフォンに打ち込む予定の量は日に日に増えていくが、ノートに書き込むのと違って物理的に自分の書いた文字が積もっていくのを見ることは少なくなった。私はノートのすばらしさとはそういうことだと思う。書いた文字は時間順に並んでいて、ノートがなくなれば新しいものを手に入れてまた文字をつづる。それはさながらノートの持ち主の自伝であり、ノートはその繰り返しの足跡がとても分かりやすく観測できる代物なのだ。
人はいつでも大事なことが失われて初めてその大事なものに気づくようにできているようで、私はしばらくノートというものを手放して初めてノートのすばらしさを知った。このイラストはそういう気持ちを大事にし、大事なことを忘れないように描いたものである。
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